貧富の格差
貧富の格差。
「俺の月給は20万円なのに大企業の幹部の月給は200万円だ。日本は格差社会だ。」
君はそんな文句を言う。君が認識する「貧富の格差」ってこの程度の話かい。
教えてあげるよ。
「この世界の富の80%は全人口の1%の人間たちが独占している。」
言い方を変えようか?
「全人類75憶の中の1%の人間たちが、全世界の富の80%を所有している。」
言い方を変えようか?
「世界人口の99%の人たちが働いて生み出した「富」の内、その80%が、残りの1%の人たちのお財布に転がり込む。」
ちなみにこの1%の人たちは働かないからね。(苦笑)
言い方を変えようか?
世界人口が100人の場合。
1日1万円を稼ぐ人が99人いる。1日の成果は99万円。この99万円の内、80%にあたる79万円は働いていない1人の人が独占する。そして残った20万円を99人で割ると
「200000÷99=2020」
100人の世界において
99人の労働者の1日の収入は「2020円」
1人の非労働者の1日の収入は「790000円」
単純計算で約391倍。
この数字をそのまま現実に当て嵌めることは出来ないが、仮に当てはめてみると、君が20万円の月給を手にする時、その人間は7820万円を手にしていることになる。
(20×391=7820)
君が30年ローンで購入した2千万円のマイホーム。彼は1カ月に4個買えるから。30年後に1440個の家を所有できる計算だね。(笑)
「貧富の格差」とはこのようなことを言うんだよ。
(人口75億人で計算すると格差はもっと広がるはず!)