水酸化マグネシウムMg(OH)2見たい?
水酸化マグネシウムMg(OH)2見たい?
Tatsunori Sugamuraさんからシェアさせてもらった、洗濯の洗剤の代わりに使うマグネシウムペレットを使ったマグちゃんの、
洗濯槽の裏側に水酸化マグネシウムの結晶が発生したところのそれを実際に写真に収めました。
コレのこと。↑
石灰が硬くなったというか、石になった感じのつぶつぶブツブツの感触があります。
この白い付着物が水酸化マグネシウムです。
つぶつぶブツブツネタが好きなボクとしては嬉しい限りです(笑)
ボクの研究と水酸化マグネシウムは全然遠くにありません。凄く近いデス。むしろ内包している話しです。今回の記事を理解することは、皆さんがボクの技術の一端を理解するということです。
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水酸化マグネシウムが洗濯機の中で付着すると、堆積量によっては洗濯機が故障する場合もあると考えます。余程堆積しないと、洗濯機が故障する原因にはならないと思いますが、
時折クエン酸や洗濯槽クリーナーを使って洗濯槽の洗浄をすると良いと思います。
画像の白くなった真っ白な水酸化マグネシウムは約一か月程度でこの堆積量です。
数年使ったら結構な量になりますから、洗濯槽の回転運動のバランスを崩し、回転槽と洗濯機の外装が接触してガタガタ音が出てくる可能性があります。これはたぶん普通に有る話です。
職業で塗料を扱う業種の人(塗料の作成職)だと、原料に粉末を使っている場合も少なくなく、作業着に粉末が付着してその汚れを自宅の洗濯機で洗っているうちに、粉末が水に溶けて洗濯槽に付着して、洗濯機の調子が悪くなった、または故障したという話はいくつかの業態と、自分の経験上でも確認しています。
泥の汚れも物によってはタチが悪いデスが、工業製品で広く使われている塗料や緩衝材、粘土質に使われる原料の粉末の多くは粒子なので、例えば床に溢してしまうと、ほうきで清掃しても粒子が小さすぎて掃けず、よって塵取りで取ることも出来ないので、特殊なフィルターが付いた専用の掃除機で吸い取ります。
工業製品で広く使われている粒子状原材料から比べたら、水酸化マグネシウムの結晶は遥かに扱いやすく良性ですが、マグネシウムを洗濯槽で使う場合は時折洗濯槽の洗浄もやった方が良いですね。
水酸化マグネシウムはクエン酸や酢を使うと良く溶けます。マグちゃんに使用されたマグネシウムペレットと水道水を使うことで発生する酸化被膜も溶かし分解します。
食器を洗うのと同じようにしても良いですね。
水酸化マグネシウムが付着して、白くなったワイングラスもこの通りピカピカになります↑
環境にもやさしく、価格も安いので用途を選んで使ってください。
ちなみに、洗浄したグラスの中に入った水に白い気泡がたくさん出ていますよね?この、白く濁っているように見えるたくさんの気泡が水素です。仲良しのお友達には個別に情報を送ってありますが、マグネシウムと水道水を使うだけで少量水素が獲得できるんです。
マグネシウムが水と反応することで発生する水素を、電気と機械を使って発生量を増やしているのが、天才エンジニアの吉田さんね。大塚さんや、今話題の大政ガスさんのところも取り組んでいます。
今、吉田さんのところは風力発電機だけでなく酸水素実験もやっていて、小型で低価格、高性能な酸水素発生装置の開発にも取り組んでいます。
マグネシウムで水素は微量摂取することは出来ますが、あくまでマグネシウムは危険物の類なので大量に備蓄するのはやめてね。火が付いたとして、ビックリして水で消化しようとすると、手が付けられないほど爆発するから(笑)
すがむらさんからこんな追記お返事をいただきました。お風呂にマグネシウムを入れて水素を摂取するのもアリです。
ただ、湯船に水酸化マグネシウムは付着しますので定期的に洗浄しなければなりません。それと、使用後のお風呂の水を、洗濯用水として再利用する場合でも、水酸化マグネシウムの結晶化はすすみます。洗浄はしなければなりません。
水路へも負荷は当然ありますから、水酸化マグネシウムがあまり堆積する前に、こまめに洗浄して排水しましょう。
マグネシウムに水道水を使うとすぐにマグネシウムの外側が”黒く”なります。
その黒いのが酸化被膜。腐食です。
酢やクエン酸を使うと酸化被膜は激しく溶けます。ですので、マグネシウムに注いだ水道水に酢やクエン酸を使う場合、量は水100mlに対して、酢やクエン酸小さじ三分の一程度。通常5分くらいで黒くなったのが銀色に戻ります。長くても10分。それ以上はマグネシウムが溶けて無駄に小さくなっていくだけです。
酸化被膜を溶かすということは、同時に酸化していない部分のマグネシウムも溶けるということです。
ご注意を(^^)/