公共の施設や、学校で使用するトイレの悪臭を抑えたいという相談がありました。
公共の施設や、学校で使用するトイレの悪臭を抑えたいという相談がありました。
建物の築年数が経っていると、結構ありがちなのがトイレの臭い。
近くに公園のトイレがあり、そこの悪臭で悩んでいる方の相談も過去に対応してきています。
今回は、学校の環境美化委員会で取り上げたいということなので、この際だから方法論を公開します。
学校で使うなら 木炭 です。 量が確保できて何より安いから。
木炭は 竹炭 と違って 触ると非常に手が汚れますので、
一旦 木炭を水洗いし、 適度に手が汚れなくなる 程度洗浄して 天日で乾かします。
天日で乾かし 終わった、 容器に木炭を 小分けします。
最初はビールジョッキ(小)ぐらいの大きさで、割れる心配が低い樹脂で できた 透明な 容器を選んでください。
透明な容器を選ぶのは、 木炭を入れて 塩水を 注いだ時、
塩水がどの程度入っているか?外側から簡単に目視できる 利便性を考えて 透明なものがいいと言いました。
容器は、割れない、安定している等安全性が確保できるならどんなものでも良いです。
容器の大きさは
ビールジョッキの 小さいサイズで 試してみて、 臭いがまだ取れていないようでしたら 中サイズ、
大サイズと 徐々に大きくしていき トイレの 悪臭に 対応できる 大きさを調整しましょう。
塩水は500ミリのペットボトルの水の量に対して、 小さじ1から 中さじ 1 程度です。
炭を入れた後、容器に7分目くらい塩水を注いでください。塩水は減ったら補充で大丈夫です。
消臭が効いてくると 塩の量は少なくして行って大丈夫です。
竹 炭は 真っ黒でも 手がほとんど汚れません。 ボクは竹炭が好みです。
ただし 木炭と比べると すごく値段が高くなります。
まずは値段が一番安い木炭と塩水を使ってみましょう
これで臭いが抑えられれば、余分な経費をかける 必要 がありません。
なお、基本的な手入れは、減ったら塩水を補充するだけですが、しばらく放置していると悪臭の成分である、黄色や黒いヌメリが木炭や容器にベッタリ付きます。
これは、配水管の内部に付着しているあのヌメリと同じです。
そうなったら洗剤で洗い落してください。こまめに洗って使っていればヌメリは付きません。扱いやすい方法をで試してください。
今回の仕組みの原理はうちでおススメしている天然石の空気清浄器の中身を木炭か竹炭に変えただけです。
石でも炭でも空気と接触した部分でニオイ成分を吸収し、塩水に入っている部分で吐き出させ悪臭をはじめウィルスなどを制御する方法です。